泥棒は生まれた時から悪人?
小学校5年〜高校2年生までの生徒を対象にしたワークショップ。
ある男がカバンを盗む場面を見てもらい、対話を通して彼の背景を考えていきます。
ファシリテーターが質問を重ねると、生徒は少しずつ深く泥棒の背景を想像し始めます。「家族がいなくてお金がないかもしれない」など、「泥棒」だった男を一人の人間として見るようになります。そして「この人は、生まれた時から悪い人だったわけではない!」と気づき始めました。
泥棒になった理由を演じてみよう
そこから、泥棒にならざるを得なくなった理由を演劇で表現してもらいました。すると、「家族が病気になった」、「紛争地から逃げざるを得なかった」など、さまざまな背景を考えて演じてました。実際に泥棒の過去を演じた子どもは、「辛かった、悲しくなった」と話しました。共感力を目の当たりにした場面です。
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